はじめに
初めて車を買ったのは20才。
中古車(TOYOTAカルディナ)60万くらいだったかな?
それから早いもので20年の月日が経ちますが、基本タイヤ交換は全て自分でやってます。
小さい頃から実家にある車は全て親父が交換してたので、それが普通のことだと思ってました。
ただし、このMAZDA3はスタッドレスタイヤに交換するタイミングで、Bピラーゴム交換で入庫が決まってたのでついでにDにお願いしました笑。
が、「タイヤ交換 割合」でググると「自分で交換する派」or「ショップで交換する派」の割合が平均すると6:4くらいで自分で交換する派が多かったものの、4割もの人がショップで交換していることに少々驚きました。
ショップで交換すると3,000円〜5,000円くらいかかるっぽいし、何しろ交換したいタイミングは大体同じなので混んでますよね?
週末なんか受付スタッフの方が「2〜3時間ほどお時間いただいてますがよろしいでしょうか?」という言葉を聞いてると、内心自分でやればいいのに、、、と思ってしまいます。
しかし、事情(組み替えやパンクなど)があってお願いしてる人もいるので致し方ない時もあると思います。
が、ただ面倒くさいだけでこれまでショップにお願いしてた人は、この記事を見て参考にしていただけたら幸いです。
今回はタイヤの準備から片付けまでで約50分くらいで終了しました。
20年間タイヤが外れたことはないし作業中事故ったこともないので、やり方的には間違ってないと思います笑。
ただし、足回りは命に関わってくる危険な部品なので不安な人は、はじめはベテランの人に見てもらいながら練習した方がいいですね。
段取り八分・仕事二分
何をするにしろ段取りが一番大切ですよね。
まずは、タイヤ脱着のための工具を準備しましょう。
MAZDA3の場合は、ラゲッジルームの下に隠されてます。
丸で囲んだ3つの工具があるので、取り出しておきます。
左からホイールレンチ、ジャッキ、ジャッキレバーになります。
※車種によって、収納されているスペースは違います。
これから装着するタイヤを準備する
今回はスタッドレスタイヤから夏タイヤに交換するので、あらかじめ夏タイヤを4本準備し、釘が刺さってないか、石が挟まってないか、偏摩耗してないか確認しておきます。
異常がなければ、スムーズに交換作業できるように、フロント右、フロント左、リア右、リア左にあらかじめ配置しておきます。
交換しちゃってから、異常を発見してもあとの祭ですから。
段取りは大切です。
走行距離にもよりますが、いずれフロント右に履かせてたタイヤだけ摩耗激しいな?的な事が出てくるので、そんな時は次回交換時フロント左に履かせたりして均一に摩耗させていくやり方も覚えてくると思います。
いわゆる「ローテーション」ってやつです。
今回はまだ3ヶ月しか履いてない夏タイヤなので、特に異常はなかったです。
ジャッキをかける位置を確認する
交換できる準備は整いました。
すぐにでもナットを緩めたくなりますが、まずはジャッキをかける位置を確認しておきましょう。
一応取説でも確認しましたが、 フロントの場合は赤丸で囲んでる場所です。
耳が2ヶ所カットされてるので、すぐ分かると思います。
ジャッキを固定する
ジャッキをかける位置は確認できたので、ジャッキの溝をさっきの赤丸部分と合わせ固定します。
ジャッキの穴にジャッキレバーを引っ掛け、さらにホイールレンチの穴にジャッキレバーを連結させます。
文字で書くと長いですが、上記画像のようになればOKです。
この状態で時計回りに回せば車体が上がり、反時計回りにすれば車体が下がります。
しかしこの段階では、時計回りにして少し負荷がかかった状態で止めておきます。
タイヤを浮かせちゃうと、空転してしまってうまくナットを緩める事ができなくなりますからね。
ホイールナットを緩める
ようやくタイヤの脱着作業に入ります。
ホイールレンチでナット5本を緩めます。
結構パワーが必要ですが、自重と腕の力を使えば成人男性なら普通に緩むはずです。
全然ビクともしなく緩まないのは、めっちゃ錆びてるかオーバートルクが原因だと思います。
うちの会社にも、足で蹴って緩めたり締めたりする人いますから…
走行中ナットが緩むのはもってのほかですが、締め付け過ぎもネジ山が潰れたり、最悪ハブボルトが折れたりしますからね。
実際ニュースなんかで、トラックのハブボルトが折れて走行中脱輪とかありましたよね?
あれってオーバートルクだったんじゃないか?って密かに思ってましたけど。
ジャッキアップ
ナットが5本緩んだら、タイヤが浮くまでジャッキアップします。
結構回さないとタイヤが浮かないので頑張りましょう。
浮いたら念のため、保険でタイヤを忍ばせ防護しながら脱着作業します。
外したタイヤも、ぐるっと1周見て釘が刺さってないか破けてないか、溝は大丈夫そうか確認しておきましょう。
ゴールデンウィークにでもスタッドレス塗装しようかな〜。
ついでにキャリパーも…
その時はまた記事にしときます!
夏タイヤに交換する
夏タイヤを装着したら、ナットを手締めして、さらにタイヤが浮いてる状態でホイールレンチを使ってある程度締め付けしておきます。
手締めだけだと、ジャッキダウンしてタイヤが地面に着いた時ハブボルトに負荷がかかってよろしくないので。
ジャッキダウン&締め付け
あとはジャッキダウンして増し締めすればOK。
ただし、均等に締め付けるにはちゃんとした順番があるので注意が必要です。
上記写真のように、対角線で1〜5の順番で締めていきましょう。
対角線で締め付ければいいので、一番最初に締めるナットはどこでもOKです。
ちなみに締め付けトルクですが、規定では100〜120N・Mほどになってますが、自分の場合、体重をかけてギュッギュと2回やればOKにしてます。
なぜかというと、後日会社にあるトルクレンチで締め付ければおよそ120N・Mになってるからです。
これで1本完了です。
あとはこの作業を繰り返します。
リアタイヤ交換のジャッキ位置も、フロント同様溝があるのですぐ分かるはずです。
空気圧調整
最後に空気圧を適性値に調整して完了です。
運転席ドアを開けるとタイヤ空気圧シールがあるので、この数値を元に調整していきます。
215/45R18サイズであれば、前輪、後輪とも250kpaだそうです。
近くのスタンドにお世話になってます。
4輪とも215kpaだったので、結構減ってましたね。
ワイパー交換
ついでにワイパー交換も復讐しておきましょう。
ご存知の通り、 MAZDA3は普通にワイパーが立たないので秘密コマンドがあったっけな?
①イグニションON
②イグニションOFF
③30秒以内にワイパースイッチをMIST方向に2回あげる
と、このようなサービスポディションにワイパーが移動します。
この状態で初めてワイパーを立てる事ができます。
ツメを押しながら下方向に抜くとこんな感じになるので、あとはU字にカチッと音がするまで引っ掛ければOK。
助手席側も交換できたら、ワイパーをガラスに戻しましょう。
立ったまま「戻すコマンド」をしちゃうと最悪フロントガラスが割れるらしいので、本気(マジ)で注意してください。
確実にワイパーをガラスに戻したことを確認したら、イグニションONにして、MIST方向に1回あげれば初期状態に戻ります。
ワイパー交換の詳細はこちらから
番外編
以前記事で、リアからは牽引できるけどフロントに牽引フックつける穴ないから不便だと愚痴ってましたがフロントにありました笑。
リアは上記写真のように、丸いフタをマイナスドライバーなどで煽るとすぐ外れて牽引フックが取り付けられる穴が見えたんですがフロントは普通にしてても見えません。
ね?分からないでしょ?
それもそのはず、ほぼ一体化しちゃっててめっちゃ近くに寄って初めて境目が分かる難易度ですから。
上から煽るとすんなり外れるけど、吹雪の中とかこんな作業絶対やりたくないわ〜…

まとめ
今回はタイヤ交換について紹介しましたが、冒頭でも述べたように足回りは大変危険な箇所なので少しでも不安だと思ったらショップにお願いしたり、慣れている人と一緒に作業することをお勧めします。
手が汚くなるのも男らしさに変えれるメリットになるし、重くて嫌だと思うけど筋トレになるというメリットだらけです。
お金もかからないし、その分豪華なランチにしたっていいじゃない。
それではまた!
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